立ちゴケは初心者がやりがちですが、中級者以上でも気を抜いているとやってしまいます。
私もバイクを降りようとしたときや車庫入れで押している最中、Uターンの時など何度か立ちゴケを経験しました。
バイクは2輪で立っているものなので、支えがないと簡単に転倒してしまいます。立ちゴケをしたことがないライダーはいないのでは?
女性モトブロガーが、リッターバイクのCBR1000RRを納車した日に3度も立ちゴケしてしまい炎上なんてことがありましたね。
動画を見る前に非公開になってしまい、詳細はネット記事でしか見ていないので、否定も肯定もできません。
ただ、コケてしまったときに一人で引き起こせないのは、いけませんね。乗るなとはいえませんが、せめて大きなバイクに乗るなら、必要な技量を持ってからだと個人的には思いました。
立ちゴケしないためには
立ちゴケにはいくつかのパターンがあって、知っているだけでも立ちゴケを防ぐことができます。
足元を確認
乗っているときも取り回しのときもそうですが、とにかく気をつけたいのが足元です。
足を滑らせたり、段差を踏み外したりしてしまうとバイクを支えることはできません。特に女性はこのパターンが多いと思います。
足をつける場所をしっかり確認しましょう。
エンストには注意
発進時・停車時にエンストしてしまい、そのまま転倒。
私も免許取り立て時、やってしまいました。
クラッチは丁寧につなぎ、ミッションもニュートラルにしっかり入っていることを確認する癖をつけると改善できますよ。
もしも立ちゴケしてしまったら
気を付けていても立ちゴケしてしまったら、自分だけではなく後続車の安全にかかわるためすぐに対処が必要です。
周囲の安全を確認し、エンジン停止
立ちゴケしてしまうと慌ててしまいますが、まずは周囲の安全を確認しましょう。後続車が迫っている場合、両手を振るなどしてバイクの存在を知らせます。
エンジンは、キルスイッチで確実に停止してください。
バイクを引き起こす
バイクを引き起こす際は、チェンジレバーを操作しギアを1速か3速にいれます。チェンジレバーが操作できない場合、ブレーキを固定し、ブレーキを作動しながら引き起こします。
もしも、バイクのエンジンがかからないようであれば、ロードサービスを利用して救援を依頼してください。
ライダーなら多くの人が経験する立ちゴケは、ちょっとした意識で防ぐことができます。
ただ、長時間のライディングで疲労や集中力低下によって起こりやすくなるので、こまめに休憩をとって、余裕をもってライディングできるようにしましょう。