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交通事故

道路はレース場ではない

「『サーキットへ行くお金がない』とから言って、公道を爆走して良い理由にはならない。」
引用元:https://mobile.twitter.com/motorbike_bot/status/1401977345171333123

公道はレース場じゃない

これは元WGPライダー 宮城光さんの名言です。バイクや車に乗る人の中には、公道で危険走行を繰り返す人がいます。
暴走族といわれるような人たちです。
以下の記事を見てこの名言を思い出しました。

「峠道はサーキットするところではありません」 道路に黒いタイヤ跡を残すローリング族とは 山梨県警に聞いた
https://maidonanews.jp/article/14783905

この記事には山梨県警がツイッターに投稿した1枚の写真から記事になりました。
暴走族の一種であるローリング族と呼ばれる人たちが、車やバイクで危険な走行をした後の写真です。
急発進、急加速、わざと車のタイヤを横滑りさせるドラフト走行などをして、道路でレースをしているわけですね。
深夜の誰もが通っていない時間帯だったらいいだろうという意見があるかもしれませんが、交通事故の危険性が高く、他の人を巻き込むかもしれません。
道路にタイヤの跡がついたり、タイヤと道路がこすれる音、エンジン音が響いたりと周囲に悪い影響も与えています。
また、この道路で色々な規制がされるでしょう。
道路に段を作って走りづらくなる段差舗装が敷かれ、反射板やスピードバンプがつけられる。挙句の果てには夜間の通行止めにされたりします。

速く走りたいならサーキットを

私は暴走行為を当然しません。道路でレースをする意味が分かりませんし、事故を起こした時の悲惨さは少なからず見てきたからです。
峠道に集まるローリング族を沿道で見物していた人がひき逃げされる事件がありました。
自分だけ事故に遭うなら自己責任といえるかもしれませんが、周囲の人に危害を与える可能性を考えると支持されるわけがありません。
レースがしたいならサーキット場がありますよ。サーキットで走ったことがありますが、しっかり整備されたコースで砂などが浮いていません。
路面が悪くて滑ることがなく、当然ですが対向車や道路を横断する歩行者もいないので安全に走れます。
お金は多少なりともかかりますが、一般道では出せないスピードで走行できるので、公道で危ない走行するよりずっといいでしょう。