ヤエーとは
バイク乗り同士がツーリング中にバイク乗り同士が、ピースサインや挙手などをする挨拶のことです。
ライダーの中にはバイクに乗っているライダーすべてにヤエーを返す人もいます。
かなり昔からあったハンドサインですが、最近ではバイクブームやSNSのおかげなのか、ヤエーという挨拶が再び行われているようです。
元々の名称は「イエー(YEAH)」でしたが、2ちゃんねるで「ヤエー(YAEH)」というスペルミスが定着したそうです。
私個人はよい文化だと思います。知らない人でもバイクという共通の趣味で挨拶を交わすというのは素敵じゃないですか?
ネガティブな印象持つ人も少なからずいるようですが、ヤエーをするのも返すのも、単なる挨拶なので、そこまで嫌がらなくてもと思ったり。
ヤエーの意味とは
知らなかったのですが、ヤエーには安全祈願や歓迎の意味もあるそうです。同じバイクに乗る人同士の気遣いともいえるのではないでしょうか。
ツーリング中、疲れていてもヤエーの挨拶をもらえれば元気を分けもらえた気分になります。
トラックやバスの運転手さんも、似たようなことやっていますよね。あれもヤエーと同じ意味なのでしょうか。
同じものに乗っている人同士が挨拶するなんていいなと思います。
ヤエーのやり方
もともとは片手でピースが原型だったみたいです。今では片手を上げる、手を振る、親指を立てるなど様々なやり方があります。手を使わなくても会釈でもOKです。
危険になる方法はやめたほうがいいですが、相手に挨拶していると認識してもらえれば基本的にどんな形でもヤエーになります。
ヤエーの注意点
単なる挨拶なので、バイクに乗りながらやるのは注意が必要です。
カーブではやらない
カーブで片手運転になるのは非常に危険です。挨拶したら事故に遭ったというのは悲しすぎます。カーブ中、すれ違ったからとヤエーするのはお互い危ないのでやめておきましょう。
無茶な姿勢
中には両手でのヤエーやウイリーしてヤエーする人がいるそうです。当然ながら大変危険なのでやめるべきでしょう。
そもそも、「道中お気をつけて」なのに無茶な姿勢でヤエーするのは考えものです。手軽にできるヤエーを難しくするのは目立ちたいだけでしょう。
ヤエーを返されなくても気にしない
ヤエーをしたのに返されないと寂しい気分になりますが、返されなくて当たり前だと思ったほうがいいでしょう。
相手がヤエーに気づいていない場合もありますし、危ないと判断して返せないかもしれません。もしかしたら、ヤエーを知らないかも。
相手に強制するものではないので、返されなくてもイライラせずに行きましょう。