第52回全国白バイ安全競技大会の模様
2022年10月8日から10月10日にかけて開催された第52回全国白バイ安全競技大会の模様が撮影された映像です。
まずは白バイ隊員がオフロードバイクに乗り悪路を走る不整地走行技術の部の映像になります。
普段は舗装された路面で白バイを操っている白バイ隊員ですが、オフロード走行も練習するんですね。
この日は朝まで雨が降り続いており、路面状態は滑りやすく最悪なコンディション。
ただ、さすが白バイ隊員ですね。ぬかるんだコンディションでもスムーズにバイクを操っているように見えます。
しかも、オフロード用ではなくノーマルタイヤなのにすごいですよね。
しかし、コメントではオフロードを走る方でしょうか。基礎的な乗り方ができていないと厳しい意見もありました。
続いて、バランス走行操縦競技・男性の部です。白バイを繊細かつ大胆なマシンコントロールが見所。
狭いスラロームを通過するのだけでも大変そうなのに、スムーズに走行するのはさすがの一言。
私はとても真似できそうにありません・・・
バランス走行操縦競技・女性の部もありました。
女性白バイ隊員もやはり運転技術は凄いですね。
動画の中では転倒するシーンや赤旗(減点)するシーンがありましたが、それだけ難しコースであることがわかります。
それでもここまでの領域に達するのは彼女たちはどのくらい訓練したのかと思うと、操縦している姿に感動します。
全国白バイ安全運転競技大会とは
年に一度、茨城県ひたちなか市にある安全運転中央研修所で開催されるもので、全国から選りすぐられた白バイ隊員が安全運転技術を競いあう大会です。
白バイ隊員にとっては一世一代の晴れ舞台といえます。
競技種目は4つのカテゴリーに分けられ、バランス走行、傾斜走行、トライアル走行、不整地走行で、それぞれの合計点数によって個人と団体で表彰されます。
オンロードだけではなく、トライアルやオフロードと総合的なライティング技術が求められる大会で、白バイ隊員の技術の凄さがわかります。
大会で使用されるバイクは取り締まりでもよく見られるCB1300Pで、装備重量が約300kgもあるそうです。無線やパトライトスピーカーなどは外されているそうですが、それでも重いですよね。
2022年に開催された大会では新型コロナウイルス感染防止のため、一般観戦はできませんでしたが、YouTubeで動画が上げられているので大会の雰囲気がわかるようになっています。